『1DAYボラバイトin檜原村』おかげさまで5回目を開催することができました!そして今回は初めての祝日、ゴールデンウイーク開催です。桜の季節が過ぎて新緑と藤の花が至る所に見られる景色の中、今日はどんな1日になるでしょうか。
\ それでは1DAYボラバイト始まります! /
朝10時頃 集合
この日、檜原村へ行くバスは登山ハイキングのお客さんで大盛況、臨時バスもあわせて計3台(!)で運行していました。
この日は快晴でとにかく暑かった!すぐ近くのバス停まで迎えに行くだけでうっすら汗が滲むほどとてもいい天気でした。集合した後は全員で朝のあいさつ、そして今日の作業内容の説明があり、いざ畑へ!暑さ対策の帽子やタオル、水分は忘れずに。
10時半頃 午前の体験スタート
体験プログラムのスタートは毎回恒例の畑と檜原村の農業についての説明があります。今回の参加者は3名、いつもお世話になっている案内人の東京里山シェアリングの松岡さんが丁寧に畑を歩きながら説明して下さいます。参加者の皆さんも真剣に聞き入っている様子です。
\ 今回の農作業はスケジュールはこちら!/
【午前】山菜採り(ワラビ・こごみ)、お茶摘み
【午後】畑の準備作業(刈り取った草の移動・雑草取り)
春の時季と言えば山菜!このレポートを書いているスタッフも数年前から檜原村へ通っておりますが、毎年このシーズンになると山菜取りを体験させてもらっており、とても楽しかった思い出があります。山の斜面に生えている山菜を探す時間はまるで宝探しのよう!時間を忘れて無心で収穫してしまいます。
収穫の前にはしっかり山菜の採り方をしっかりレクチャーしていただきました。
ワラビの場合は根元から手を添えて上に滑らせていきます。滑らせながら自然な力でポキッと折れるところを探し収穫します。また、収穫に適しているワラビは先端のクルクルした部分が広がっていないもの。広がりすぎているものは育ちすぎていて食味が劣るそうです。例えて言うと絵本に出てくる魔女の木の杖のような形のものが収穫のタイミングです。
皆さんとにかく真剣に黙々と山菜を探し続け、時折「あそこにまだありましたよ」「結構採れましたね」とコミュニケーションされている様子が印象的でした。
そして、あらかた山菜を収穫し終えた後は「お茶摘み」へ!普段作業している畑のエリアに実は茶畑があり、新茶の季節(5月頃)になると地域の方が協力してお茶摘みをされている風景が見られます。こちらで摘み取った茶葉は乾燥・発酵を経て「紅茶」へ加工されています。「ひのはら紅茶」という唯一無二のブランドとして紅茶好きの方にもファンが多いそうです。村内の商店等で購入することもできます。自然な香りと香ばしさがスイーツだけでなく料理にも合う美味しさで私も大好きです。
無心でお茶を摘み取り、気がづけばカゴいっぱいの茶葉を収穫できました。あっという間に午後の部終了です。
12時頃 お昼休憩
シェアハウスに戻り各々持参したお弁当と持ち寄ったお菓子を食べてしばし談笑、この居間がなんとも落ち着きます。
13時頃 午後の作業スタート
午後からの作業は草刈り、畑の整備です。これも畑を維持し次の作物を植えるための大切な作業です。
少々斜面になっている畑に移動し、草刈りをして刈った草を脇に寄せてきれいにしました。皆さん少しでもきれいな状態になるよう細かな草も丁寧に寄せて作業されていました。
また、この草を寄せるのに使っている幅広い爪のようなものは「レーキ」と呼ばれる農機具です。熊手(くまで)とも呼ばれます。今回のように草や落ち葉などを集める際によく使われるものだそうです。
その後は、現在栽培中の「行者ニンニク」の周りに生えてきた雑草取りを行い、気が付けば日が傾きはじめてきたため今日の作業はこれにて無事終了です。お疲れさまでした!
(追記)いただいた山菜は灰と熱湯をかけて一晩あく抜きし美味しくいただきました。この村に来てからはじめて採りたての山菜を味わったのですが本当に美味しくて感動します。春のこの時季、村の直売所等でも販売されていることがあるのでぜひ味わってみていただきたいです。
また次回の開催をお楽しみに!